早いものでもうすぐ一年が終わろうとしています。
寒空に星々もいっそう冴え渡って見えるようになりました。
昨日の午後、東京から新幹線で仙台へ戻る車中、
大宮までのかなり長い間、雪で真っ白に覆われている富士山を見ました。
それも遠くに小さく見えるのではなく、
ぐっと近くに壮大な姿を見せてくれたのです。
まるで「わたしはここにいるよ。」と言わんばかりに
予想もしなかった富士山との感動の出会いでした。
何とも言えぬ大きな喜びが心の中に広がってゆきました。
そして居眠りしている方や本を読んでいる近くに座っている方々に
「皆さん、綺麗な富士山が見えますよ!」
と知らせたい、そんな気持ちを味わいました。
まるで富士山を通して今の「待降節第三週」の、
“もうすぐイエス様のご誕生ですよ!”という、
待ち焦がれている今の私たちの気持ちとぴったりな
呼びかけに感じ取れた、今日の富士山との出会いでした。