「ノベナ」
「ノベナ」という言葉は、ラテン語の「9つの」という形容詞に由来する言葉です。
つまり、連続して9日間祈ることを意味しています。
これは、17世紀にはじまった信心業で、
特別な願いを神に聞き入れていただくための、9日間の祈りです。
ノベナは、使徒たちと聖母が高間において聖霊を求めて、
主の昇天から五旬祭(聖霊降臨)まで祈ったという
「使徒言行録」(1.13〜14、2.1〜4参照)の記述を模範としています。
9という数字そのものには、特別な意味はありませんが、
ノベナは忍耐強く祈り求める具体的な一つの実践方法です。
(キリスト教の豆知識より)