✿志願期〜終生誓願✿
♣志願期♣
<準備>
志願期は、聖ウルスラ修道会会員と本会の生活を知りたいと望む人々との継続的な関わりによって準備されます。この関わりは、相互によく知り合い、入会希望者が入会の動機をはっきり意識することを助けます。
志願者はカトリックの洗礼・堅信を受けていること、また、勉学と仕事の経験があること、自活できる状態にある ことが望ましいです。
<期間>
志願者の必要に応じて異なりますが、少なくとも6か月であり通常2年を超えることはありません。
志願者は、この期間に自分のうちに神が働きかけておられることを認め、自分の召命の真実性を確かめます。
♣修練期♣
<期間>
2年間であり、初めの1年は教会法に従った養成期間を過ごします。2年目には、本会の使命に合致した共同生活と使徒職の体験をします。
修練者は各自の必要に応じて、人間的、霊的、教義的養成を受けます。また、本会の霊的遺産と教会の教えに沿って養成を受けます。そして、修練者が召し出しから生じる様々な要求についての理解を十分に深めた後、信仰の内に自由な決断を持って誓願の許可を出願し、それが受け入れられると「初誓願」を宣立することとなります。
♣有期誓願期♣
<期間>
3年から5年で、正当な理由があれば、9年まで延ばすことができます。この間、1年のため、2年のため、あるいは3年のため誓願を更新します。
自分の生活を神のうちに統合するため、有期誓願者は、使徒的奉仕と祈りの生活とのバランスを保つよう絶えず気を配ります。この期間の最後の1年間、有期誓願者は自分を決定的に主に捧げるための準備をより明確な自覚のもとに行います。最終的に、決定的に自分が聖ウルスラ修道会の会員となることを出願し、それが許可されると「終生誓願」を宣立することとなります。