ゆきなれた路の
なつかしく
耐えられぬように
わたしの祈りの道をつくりたい
『定本、八木重吉詩集』
わたしのいのりの道とは、どんな道だろうか?
幼きイエスの聖テレジアは祈りについて次のように言う。
わたしにとって祈りは、心のほとばしり、天にむける単純なまなざし
また試練のさなかにも、喜びのさなかにあるときと同じように、
神へと向ける感謝と愛の叫びです。
祈りはわたしの心を晴れ晴れと広げ、わたしをイエス様に
一致させる、なにかしら偉大で超自然的なものです。
(「テレーズの祈り」 伊従宣子編 聖母の騎士社発行)
こんな祈りの道を歩むことができればと思う。
目を上げて わたしは山々を仰ぐ
わたしの助けはどこから来るのか
わたしの助けは来る
天地を作られた主のもとから
(詩編121)
目を上にあげよう、
広々とした青空を見つめよう
遠く、まなざしを山々に向けよう
主はいつもそこにおられ、わたしたちを待っていて下さる。